子どもって素敵

おばさんの子育て知恵袋と徒然なる日々

自分のモチベーションをあげるには。

うちの子が4歳の頃、お手伝い大好きで「上手」とほめるといつの間にか料理が大好きになった。


先日、歯医者に行ってきた。
数年前虫歯の為にある歯医者に通っていたが、その歯医者さん、歯石が酷いと怒られ、そして、歯磨きの仕方が悪いと怒られ、治療中も痛いといっては怒られ…。
確かにいけないのは私ですが、それ以来歯医者に行くのが怖くなってしまい。
行かなきゃとは思いつつもほったらかしの毎日だった。
でも年を重ねる度に、メンテナンスをしなければと思っていて、
あの怖い歯医者はやめて、違う評判のよい歯医者を探して、出かけることにした。


その時も多分歯石はかなりあった(自分では簡単にとれるものではない)
でも、歯科衛生士の方は優しくて、私の歯を見たときはきっと「なんて事」と思ったはずだが、丁寧に説明してやさしく言葉をかけてくれて、黙々と仕事をしていた。
それから、約1年半、虫歯の治療も終わり、最後に再度歯科衛生士の方に見てもらい、歯石はついていたものの、歯茎がこの年にしては良い状態とのお褒めを頂き、褒められるってうれしいなあと感じた。


1か月後定期健診に出掛けたときは、あまり褒められなかったが、その衛生士さんに褒められたい一心で、毎日歯磨き、歯間ブラシ、デンタルフロス、歯磨き用の鏡まで準備して習慣となるよう頑張った。
もっと早くにそうしておけばよかったのではあるが、人に認めてもらうことで人はこんなにもモチベーションが上がるものだと思う。


子どもたちも同じ。
幼いこども程、周りの反応を見ながら育っていく。遊び方の模倣もそうだが、
相手に反応がある事がモチベーションにつながっていくのだと思う。
反応がないと、多分感情の持っていきかたなどもわからず育ってしまうことがある。
大袈裟なようだけど、無表情でこどもを育てたりすると子どもも無表情に育つものである。


私自身、4人姉弟の3番目に生まれ、一番下の子が男の子、あとは女の姉妹だった。
褒めてもらったりしていたのかもしれないが、記憶に残っているのはどちらかというと、
あまり認めてもらえなかったことの方がより記憶に残っている。
なので、人に褒められるのが苦手、嬉しい気持ちはあるが、どのように表現してよいかわからず、「そんなことないよ~。」といってしまう。
本当はすごく嬉しいくせに…だ。
褒められることに慣れていない。自己肯定感が薄く育ってしまったらしいと自分を分析してしまう所がある。


でもこの仕事にでは、子ども達に自己肯定感を持てるように育ってほしい気持ちがあり、どのように言葉をかけるかも大切だが、まず自分の自己肯定感を高めなきゃと感じている。
まずは素直になる事。この年齢でいくら自分を変えたいと思ってもなかなか変えられないものではあるが、褒められたらまずは素直に「ありがとう」というようにしている。
勿論お世辞の事もあるかもしれないけれど、「助かる」とか「今日の洋服素敵ね」と言われたときには、嬉しい表現をしようと思っている。
そしてまた褒められたい気持ちから、モチベーションを上げていく。
ただ、周りの人の評価や目だけを意識しまうと生きづらくなるので、嬉しい表現とそれが自分にとって心地よく感じる事を大切にしようと思っている。
自己啓発?
多くの子たちが、自分を好きになることができればきっと周りにも優しくなって行けるんじゃないかなと勝手に思っている私です。


歯医者で褒められるとまた頑張ろうと単純に思う。そして80歳まで綺麗な歯でいられますように…あと20年かぁ❤