先週の土曜日、遠くから友人たちがお線香をあげに来てくれた。
片道2時間以上かかるのに申し訳ない。

でも久しぶりに会えて嬉しかったし、色々話が出来て気持ちもなんだか落ち着くことが出来た。
夫が他界してから、早くも3ヶ月が過ぎた。
弔問に来てくれる人がいるたびに、夫の話をするとまたその時がよみがえる。
やっぱりしばらくは、お風呂に入れないなぁ・・・。

今更だが、あの日夫は針治療に行くといっていた。
いい針治療の所がある。値段は高いけれど少しでも直したいから行ってくる。と数日前に話していた。
ようやく自分で治したいどんなことでもやって少しでも治るならと動き始めたと、心から嬉しく思った。
そして、あの日夫は針治療と定期的に通っている病院に行った様子だった。
仕事から帰ってきた私は、息子と一緒に食事を摂った。
夫は少し体調が悪いのか、食べたくなさそうな様子。気に入らないと食べない事もあったので、いつもの事と考えていた。でも今考えてみると、針治療の後は倦怠感を感じたり、だるくなったり食欲がなくなったりするらしい。
色々調べてみるとそんなことが書いてあった。

高血圧の薬を服用していた夫。
看護師をしている友人が言うには、高血圧の薬だともしかしたら血栓ができていたのかなと・・。
夫からはそんな話は聞いていなかったけれど・・・。
血圧は高かったようで、血圧計で測ったりはしていた。
そんな彼が、今回針治療にいって血流が良くなりすぎた？
そのせいもあるのかもと・・・。
もし血栓があったとしたら、血流が良くなりすぎた事で体に変化が起きたのか？

弔問に来てくれた友人が、針治療ではないけれど、整体に通い続けているが、整体をしてもらった日はお酒は飲まず、お風呂にも入らないでくださいと言われるらしい。
夫は治療の後も、食事はとらなくてもお酒は好きなのでよく飲んでいた。
その日飲んでいたかははっきり覚えていないが、たぶん針治療の人にお風呂は入らないようにと言われていたかもしれない・・・。
そういわれてもきょう入りたいと思ったら入るタイプ。今までがそうだった。よほどの検査がある日以外は大丈夫と入ったりしていたので。

今更、原因を探っても夫自身は戻ってこないけれど・・・。
なんだか、府に落ちない気持ちになってしまう。
あの日、針治療に行った日にお風呂に入らなければとか、死亡推定時刻にお風呂を覗いていればとか、色々いまだに考えてしまう・・・。

ニュースで、毎日のように亡くなった方々の報道がある。
今までもそんなニュースを聞いて、大変とか可哀そうとか色々な感情を持ったりしていたが、今は亡くなった方よりも残された家族の方も突然の出来事で悲しみの中にいるのだろうなぁと家族に対しての想いの方が強い。

そんな想いを私自身は子どもたちにさせたくないけれど、いつ何があるかわからないよね。

やっぱりエンディングnoteはしっかり作っておかないとなと思う。