子どもって素敵

おばさんの子育て知恵袋と徒然なる日々

カラとの生活🐶💦

カラとの生活・・。
早番の時は朝、暗いうちから散歩に行く。
真っ暗な中、気温も低い中可哀そうかなと思いながらも、カラの足取りは軽い。
クンクン匂いを嗅ぎながら、歩いたり走ったり・・・。


家に着くと早くご飯ちょうだい!とまるでダンスをするかのように跳び跳ねながら待っている。
ご飯の量を以前より多くしてみた。
ぺろりと食べ終わっても、まだおやつが欲しいとねだる。
歯磨きガムをあげるとようやく落ち着く(笑)


夕方の散歩も早番で日が少しあるうちに帰宅する以外は、やっぱり暗い道を散歩。
身体が細いので、寒いだろうな~。
帰宅後、カラの世話を終えようやく、洗濯ものを取り込んだり、お仏壇のお供えを片づけたりして、ようやく自分の事に取り掛かる。
お風呂はいまだシャワーのみ。
どうしても、夫が亡くなってしまった湯舟には入れない・・・。
食事を簡単に済ませてちょっと仕事と思いPCの前に座ると、カラはそわそわして抱っこしてコール🤗
なかなか仕事も進まず・・・。(言い訳?)
結局、最近カラが大好きなビーズクッション(私のをすでに占領している)
に一緒に座り、抱っこしながらネットフリックスを観て過ごす夜が多くなる。


そんなカラとの生活だったのに。。
犬はさみしがり屋で、一匹で何時間も室内で待っている事はストレス・・。
でもわかっていても、仕事を辞めるわけにもいかず・・・。仕方ない慣れてもらうしかないと考えているけれど・・・。


先日、四十九日法要の為菩提寺がある高知まで行ってきた。
その間、カラはペットホテルにお願いした。
そのペットホテルが、家のように自由にさせてくれるホテルで、他の犬ともすぐに仲良しになって・・・。多頭犬で育ったカラ(繁殖犬だったのでブリーダーで沢山の犬たちと暮らしていた)はどうも楽しかった様子・・・。
勿論陽のあるうちにお散歩に連れて行ってもらい。
ひなたぼっこしたりと気持ちよく過ごせたみたい。
いいところにお願いしてよかった。
と思っていたら、帰ってきてからどうも元気がない。。。
ご飯はしっかり食べるけど、食べた後にガムちょうだいコールもなく、ただただ好きな場所でゴロゴロしている。
具合悪いのか?と心配になるけれど、体調は悪くない様子。
なんだか、ペットホテルが楽しかったのかな~。
どうしても、1匹で待つ事が多くなってしまうので・・・。
今日も、お休みを頂いて法務局やら銀行やらに手続きに行ってきた。
「犬は何時間も1匹でいるとストレスになる」なんて言われても・・・。
悩んでしまう。


なるべく家に居るときはカラ中心にしたいけれど、無理があるのは確か・・・。
今まで夫とずっと一緒にいたものね。


カラにとっての幸せを考えたら、
1 もう1匹飼う。
2 仕事量を減らす。(それでも待つ時間はかわらず)
3 沢山飼っている家に引き取ってもらう。
4 今の職場を辞めて、近くの職場に替える?
等など・・・。
今の所、どれもできない自分がいる。
考えちゃうな~・・・・・。
ごめんね。

夫との思いで・・犬との生活🐶


夫は幼いころから犬と一緒に育ったらしい。
よく犬小屋の中に入って犬と一緒に寝ていたらしい事をよく話していた。


犬が欲しがればソーセージを食べていても半分犬にあげたりしていたこともよく話していた。


そんな彼は、結婚したあと子どもが産まれ下の子が3歳になった頃に犬を飼いたいと言い出した。
私自身、犬を自分で飼った経験がないので(実家では猫)仕事をしながら犬の世話ができるだろうかと不安になったけれど、夫が面倒を見てくれるだろうと思い、承諾した。
最初の犬はコーギー。ハリーと名付けた。
ブリーダーから直接購入して家族に迎えた。


子どもと一緒に育って14年後。
老衰の為他界した。
2頭目は、シェルティ。シェリーという名前だった。
この犬はジモティで頂いた。
引っ越しの為飼えなくなったとの事。
家に迎えて一緒に生活したけれど・・
私はあまり世話をしていなかったせいか、シェリーに嫌われていた。


リビングは夫と自分の場所と認識しているせいか、私がリビングに入ると吠えていた。
散歩も時々はしていたけれど、どうもシェリーの方が家族の中で上だったようである。


心臓が弱かったらしく、家族になって5年後他界した。


夫は白内障を患い、仕事を辞めてから、本当に動かなくなってきたので、せめて犬の散歩で動いて欲しい思いから、今の犬を「譲渡会」でもらってきた。


身体も小さいので、私でも楽に抱っこが出来る。


この子(カラ)が来てから、1年と少し。
先日夫の祭壇に知り合いから頂いた花を沢山飾っていた。


日曜日、2階の部屋でアイロンかけをしていて、終わった頃にしたの部屋に降りると、
夫の部屋が大好きだったカラが座っている場所のすぐそばに、百合の花びらが落ちていた。
もしかしたら食べてしまったのではないかと不安になった。
百合は他の花より悪くなる率が高い為、こまめに取り除いていた。
百合には毒があることも知っていた。
もしかしたら食べたのではと思い、すぐに調べると、やはり犬にとって腎臓に影響が出るとの事。かなり焦って、かかりつけの病院に電話するが、日曜日。すでに診療は終わっていた。緊急の動物病院に電話すると近くの病院で吐かせるようにとの指示。


近くで開いている病院を探して連れて行った。
体調に変化は見られなかったが、カラになにかあったらと思うと心配でならない。
吐き出す処置と血液検査をしてもらう。
吐き出したものの中にやはり花びらが数枚あった。


消化していたら、危険との事。
しかしカラはそれから数日たつが、体調に変化がない。


今回は早くに処置ができたのでなんとかなったが、今まで犬の事はすべて夫が管理していて(薬、餌等など)
夫がいなくなって、体調管理や薬の事をいちから調べる事となった。
何もわかっていなかったなと・・・・。


これから、「カラ」と、一匹とひとりの生活・・・。
不安だらけである。
でも、受け入れて、この生活に慣れていくしかないと思っている。


カラは甘えん坊で、今まで日中夫がいたのに、今は日中私は仕事に行っているため1匹で待つしかない・・。
ごめんね。
おたがいにこの生活にゆっくり慣れて行こうね・・・。

我が家の思い出。2

子ども達が大きくなると、少年野球やカヌー競技等でキャンプに出掛ける事が少くなっていき、夫は長男のカヌー競技の送迎等をするようになった。


私は次男の少年野球。


習い事等をどうしていくかを話合った時、
「子ども自身が選ぶ選択肢を広げてあげるのも親の役目」と言っていたなあ。
スイミングやそろばん等など、行ってみて本人達が続けるか辞めるかは本人の選択。


なのでスイミングもそろばんも野球も、本人達がもう行かないとなったら否定はしなかった。


でもきっと心の中では、続ける事が出来ないのは根性がない位に思っていた様子。でもそれを口に出すことはなかったように思う。


長男がカヌー競技で悩んでいる時高校でのカヌー競技とチームとして入っているカヌー、どちらをやるか…、高校はカヌースプリント、チームはカヌースラロームと同じカヌーでも競技によって漕ぎ方が変わったり、筋肉のつき方も変わるらしい。


でも長男は高校のカヌーでインターハイに出たいと言いスプリントを選んだ。見事インターハイ県の代表となって大会出場を果たした。その時も長男自身の気持ちを尊重して認めてはいた。
高校を卒業してからはスラロームに転身し現在に至っている。


長男は大手の会社でカヌースラロームの選手として働き始める。
次男も大学を卒業後、大手の不動産会社に勤め始めた。


しかし2人とも、会社を辞めてそれぞれの道を選び過ごしている。
長男は地方のスポーツ協会。
次男は文を書いて生活している・・。


それぞれの仕事で、しっかり生活できているので、OKとは思うが。
昭和生まれの夫は彼らを認めながらも、心のどこかで一般的な会社員で将来も安定している仕事を選べばいいのにと多分思っていただろうなぁ・・・。


私自身も子どもたちを認めてはいるけれど、彼らの将来を考えた時に、大丈夫かなと不安になる。
子どもたちはもう大人なので自分の考えで生きて行けばよいとは思っていても、我が子はいつまでも我が子。
心配になってしまうのは当然。あとは信じるだけかな?


今回の事で、私は息子たちにとにかく助けられた。
長男が11月からカヌーの練習の為に帰省していて、朝夫を見つけたのは息子。
慌てながらも、しっかり私に指示をだし・・。私はパニックだったのでただ叫ぶばかり・・・。
何もできなかった・・・。息子がすべてやってくれた。
こんなに頼りになるまで成長してくれていることに感謝。
なにもできない私をとにかく支えてくれていた。


こんな風に子どもたちが育ってきたのも、夫のおかげなのかもしれない。


今は遠く離れているけれど、ラインで必ず、「無理しないでね」の一言・・。


ありがとう。感謝しかない。

夫との思い出

夫との思い出。

少しお付き合いください。


夫と知り合ったのは今から30年前。

保育士の友人のいとこで紹介してもらった。

私も夫も高年齢。

夫はその時41歳、私は34歳の7歳違い。


1年程お付き合いをして結婚。

結婚したのは、あの阪神大震災の年。

そして地下鉄サリン事件となんだか年のはじまりは不幸の連続の頃。

夫42歳で私と結婚することで厄落しになるかなぁ?と思っていた。


夫がもし亡くなる時の喪主の挨拶で「生涯少年のような人でした」ときっと彼の方が先に逝くだろうと思ってそう話そうと思っていた。


趣味も多く、物知りで、そして外遊びも好きで…。たぶん私と結婚していなかったらもっと遊んでいただろうなぁ。

彼自身は結婚に縛られたくなかった様子。でも結婚したら「家族」をもった自分に責任と憧れがあったのか、仕事終わりにケーキを買って来る等をして…。(昭和のお父さん的な)たぶんテレビっ子だったらしい彼はTVの世界で観ていた結婚観や結婚したらこうするというなんだか憧れもあったのかもしれない。そんな風に感じていたんだろうなぁと…。


本人の趣味からは少し遠ざかる事になったけれど、一緒にキャンプやカヌーをして遊びに連れて行ってくれていた。


子ども達と一緒にキャンプ、スキーを年何回も出掛ける事が多くなり、子ども達と遊ぶ為に働いている状態。

お金はかかるけれど私にとっても様々な体験が出来楽しい日々だった。


自分の趣味は、もっぱら情報収集に留まっていた。

軽便鉄道やカメラ等も好きで、本は増える一方。でも実際手に取るのは高価なので買えず、きっと本で満足していたんだろうなぁと思う。


晩年は、体が思うように動かない事もあり、趣味の物を収集する事に没頭していた。

ただ、購入意欲が強く側にある事で満足していたように思う。

男の人には多いのかな?

心の中では、体が動いたら○○したいと思っていたけれど出来ないストレスと欲求を購入する事で解消していたのか、と思って私も晩年は何も言わなかった。

そして物はどんどん増えていった…。


今年のお正月に1日から大きな地震のニュース。そして2日目は飛行機事故、3日目は刃物を振り回した女性のニュース…。

なんだかこれからどうなるのか?と不安になる。

お正月早々に大きな事件があると、結婚した年の大きな出来事が思い出された。


あれから29年。


29年を待たずに他界した夫。


もう少し長くいて欲しかったけれど、きっと体は楽になったんだろうなぁ。

今頃あちこち行きたい所に行っているのかな?

旦那の事・・・。昨年末に突然他界しました。

昨年の暮れに・・・。夫が他界しました。
突然の事でした。
まだまだ信じられず、朝起きたら嘘なんじゃないかって・・・。


熟年夫婦のシェアハウスなんて言って・・・。
お互いの生活を多くは干渉し合わない暮らしをしてきて数年。
私は私の好きな事をして話をするのは夕食の時だけ・・・。


旦那に対してこのブログでもたくさん愚痴を書いては来たものの、最近は受けとめ方や私自身の考え方を変えた事で、一気に楽になり旦那に対しても優しく接したりすることができ、彼自身も私に頼みたい事を気負わず頼んでくれるようになってきて…。


それまでの関係性より良い方向に向かって来ていたのに…。
でも私だけがそう思っていて、本人はそれ程良い関係になっていたとは思っていなかったかもしれないけれど、お互いに心地よく生活できていたかなぁと…。


そんな矢先の事。


身体がうまく動かないジレンマや動かない事でのイライラを共感してあげる事が出来なかった。
彼自身、20代の頃に椎間板ヘルニアで入院していたことがあったらしく。
最近は腰の痛みが酷くなり、椅子に座ってネットばかりの毎日が続いていて、動かないと筋肉が固まって余計動けなくなるよとか、一応私なりに心配はしていたけれど。
痛い気持ちはわかってあげられなかった。
脊柱管狭窄症・・。
痛みが酷く、何回かブロック注射に行ったりしてきたけれど、なかなか治らず・・・。


それでも、少しでも陽を浴びてほしい気持ちから、犬の散歩もしてもらっていた。


体は動かなくても口を達者だったので、もっともっと一緒に暮らしていくんだろうなと思っていたのに・・・。
〇〇してあげればよかったとか〇〇してあげなかった等など・・・悔やまれることばかり。
本人もきっと驚いている事。一瞬の出来事だったらしく・・。苦しまなく一瞬で亡くなったとの警察の説明・・。だとしても残された私は・・・・。
どう受け止めてよいのかわからなく。


丁度彼がなくなってから1か月。
仕事もはじまり、犬のカラとの一匹とひとりの生活もまだまだ慣れないけれど今は頑張っている状態。
夫と一緒にお布団で寝ていたカラ・・・。
きっと寂しいだろうなと思うと切ない。


写真はトイレットペーパーホルダーの写真。


彼が亡くなる前に投稿しようとしていた写真。
以前まではペーパーホルダーの芯をロールにかませるタイプだった。
それを夫が新しくこの方が楽とかちっとはめるだけの物を購入したとの話があった。
確かに・・・。


このホルダーひとつをとっても、夫自身付け替えるのが大変だったんだなと感じ、
私は「介護」を思った・・単なるホルダーだけど、彼自身を介護するのではなく、生活の中で楽に動ける方法を見つけてサポートしていかなきゃなと考えてこのブログに載せようと思って写真に撮っていた。
でも、仕事も仕事も忙しくブログに載せずにいたら・・・こんなことになるなんて。
自分を弁明するようではあるが、私の記憶に残しておきたくて今回文にすることと
した。
少し、今までの夫との生活をブログに載せて、私の記憶と文に残しておこうと思う。
子どもたちとの遊びやキャンプ、家を購入した時のことなどなど・・・。
振り返りながら出会えた事を感謝したいと思う。