大好きな彼女が亡くなったのは1月。
今日、昔の同僚たちと一緒に、先輩（彼女）の自宅にお伺いしてお線香をあげに行ってきた。
テーブルには、先輩の大好きだった旦那様の写真の横に、先輩の写真が置かれていた。
写真は、まるで私たちにおしゃべりしてきているような写真。肘をついて語り掛けているようだった。
お線香をあげながら、少しの時間先輩とおしゃべり出来たように感じた。
息子さんは忙しいさなか私たちの願いを受け入れてくれて・・。
思いだしては目が潤んでいた。
私たちも思い出す度、お別れが辛く、悲しく潤んでしまっていた。

その日、同僚と別れた後、息子の家に行きお泊り。次の日、40年も前の職場に息子に付き合ってもらって行ってみた。
この職場で彼女と出会ったことを懐かしんだ。
彼女たちとの出会いはこの園を立ち上げにかかわった1年目での出会い。
園は立て直した様子ですっかり様変わりしていた。

立ち上げ当時は砂場を職員で掘ったり、プールを作るのにコンクリートを塗ったりと保育というより、何でも屋さん(笑)コンクリートをパテで塗る経験など、短大出たての私たちには初挑戦。
園庭まで行く道にもレンガを並べたりと保育の合間に行っていた。
いまでは考えられないけど、今思えばよい経験だった。
今日園庭を覗いてみて、私たちが手伝って作ったアスレチックだけは残っていた。
コンクリートを塗りたくったプールはもう市販の物に代わっていた。
でもアスレチックが残っていたことは嬉しかった。
園の横にある山で子どもたちを連れてよくあそびに行った。
その山も昔の様子を残していた。

近くのお不動さんに息子とお参りしてから、懐かしいカフェに行き、スープスパを頂いた。
実は同僚たちとも前の日にいったお店(笑)

このお店はもう何十年も前に園児さんの保護者の方がやっていたお店。昔から好きでよく通っていたお店だった。今年で４３年？らしい。
４０年もの昔通っていたなんて。時の経つのは早いね。
オーナーも以前伺ったときに懐かしそうにお話してくださっていた。今回はオーナーは不在だったが、多分息子さんらしき人が経営しているようだった。
このお店のシンボルともいうべき絵がある。
経緯はもうすっかり忘れてしまったが、この園を離れるとき（約11年務めた）にオーナーからこのお店のシンボルの絵を頂き、いまでも我が家のリビングに飾ってある。

息子にこの絵知ってる？と聞くと「あっ」と思い出したように「実家にある絵」と思い出してくれた。
そう。猫の絵なのだが本当に素敵な絵。
我が家にもう40年近く置いてある。不思議な縁。

美味しい食事を頂いて、息子の家まで送り届け帰路についた。

ここまで遊びに来るにはちょっと遠いけれど、また来よう。
最近年をとったせいか、昔よく歩いた土地をまた訪ねたい衝動に駆られることが多い。
また来ようっと😄
元気なうちにね😁💦